メインハウスとその横に隣接するゲストハウスともに、シンプルモダンとアジアンリゾートの融合によるデザインとしてあります。 ゲストをお迎えするために高級輸入車でもゆったりと駐車のできる大型のインナーガレージを完備しています。また夜は優雅なデザインによるバーカウンターにて贅沢なひとときを過ごすことができます。２Fのオープンテラスでは開放的なスペースにてBBQや会食を楽しむことができます。 シンプルモダンを基本的なコンセプトにしながらも、アジアンリゾートの要素を付け加えることで、オリジナリティー溢れる外観をもったハイセンスなファサードとなりました。庇形状にも独特のアクセントを設けたため、唯一無二のデザインとして印象づけることに成功しています。またダークブラウン色のオーバースライディングドアと、ダークグレーのアクセントタイルがホワイトの外壁に際立っています。インテリアにおいてもアジアンリゾートの要素を付与し、オリジナリティー溢れる空間となっています。 ヘリンボーン貼りのフローリングや開放感のある全面ガラス。そして天井高さ４ｍの広々としたＬＤＫは、毎日の暮らしに喜びと豊かさをもたらしてくれることと思います。

建築構造の中で造形自由度が高い鉄筋コンクリート造を外周部に採用し、さらに無垢の杉板を型枠に使用したことで、味わい深いインパクトのあるファサードをもたせることができました。 また当該地は住宅や企業が比較的多いことや敷地の二方向が道路に面していることからも、プライバシー性や防犯性を高める必要がありましたが、鉄筋コンクリート造とすることで機能的にもそれらの課題を全てクリアしています。 また道路側の二面は閉じた外観としているため通常であれば採光や換気が十分に確保できませんが、建物の中央に中庭を設けることで室内に十二分に光が差込む居心地の良い空間になっています。 外部仕上をコンクリートによるグレーと木目調ルーバーによるダークブラウンの２色に絞ることで、クールで都会的な表情を演出する一方、インテリアにはナチュラルブラウンの無垢の床材を多用することで、落ち着きのある過ごしやすい雰囲気をもった空間を目指しました。

"東西それぞれが道路に面している立地の中で、西側は幅員の大きい県道で交通量が多いため、コンクリート打放しの壁を設けることで防犯性・防音性・車の衝突防止・プライバシーの確保等を図り同時にデザイン性を高めることにしました。 東側の道路面にはエントランスとインナーガレージを配置することでコの字型の平面とし、十分に開放性のある家族だけのコートヤードをレイアウトすることができました。 外装ではモノトーンの配色による塗り壁仕上を施し、シンプルにまとめながらも個性的な印象となるようにオリジナル性のある庇形状を採用しました。 一方インテリアでは落ち着いたチークの床を基調にしながら、ブラックベースのモザイクタイルやグレーのアクセントカラーを程よく配置することでオリジナル性の高い空間とすることができました。 また広いＬＤＫの半分を吹き抜けにし、さらに畳スペースを隣接させたことで圧倒的に広い奥行き感を味わうことができる特別な空間とすることができました。"

世界三大銘木のウォールナットという木材を基調にすることで、高級感と落ち着きのある雰囲気を与えてくれるインテリアにすることができました。 比較的小さな玄関から入って一番最初の空間が、突然大きな吹抜けのあるＬＤＫとしたため、そのギャップによる空間の開放感が来訪者の大きなインパクトとなります。 また家族であれば気配をすぐに感じることができます。 日本では昔から玄関から廊下がありそこから各室というレイアウトが一般的ですが海外では玄関からすぐＬＤＫという間取りがとても多いです。 また、ダイニングテーブルを兼ねたオーダーメイドキッチン自体がリビングの中の主役になっており、昼間はお子さんと楽しく食事をする場となり、夜は友人を招くこともできる素敵なホームバーにもなります。 さらに玄関・リビング・ウッドデッキテラスは段差なしのフラットに設計されており、 一体感のある空間として広々と利用できるようにしてあります。 また照明器具にはダウンライトや間接照明といった演出系の器具を採用するなかで、スペイン出身のデザイナー「パトリシア・ウルキオラ」によるカボシュがシンプルな空間に華を添えています。

全体的には無駄を削ぎ落としたシンプルなスクエアのボックスを組み合わせたようなイメージのファサードとしました。 清潔感のあるホワイトグレーの外壁をメインとしながらも、ブラックの庇が良いアクセントとなって際立っています。 さらに２Ｆ部分はダークブルーとすることで、全体的に明るい色調の外観に変化をつけています。 シンプルなエクステリアとは対照的に、インテリアにおいては完全にオリジナリティ溢れる独特な空間としました。